地域創生学部4年生8名が作成に協力していた福島県富岡町の「富岡町災害復興計画(第三次)」がこのたび完成し,同町から公表されました。
8名の学生は昨年度「大学生観光まちづくりコンテスト2025(福島復興ステージ)」に参加し,その一環として昨年7月に東日本大震災と原発災害という二重被災からの復興をめざす福島県富岡町を訪問しました。これをきっかけに富岡町役場および一般社団法人とみおかプラスとの交流が始まり,同町が策定する「富岡町災害復興計画(第三次)」の計画書作成に協力することになりました。
具体的には,学生8名がフィールドワーク等で感じたことをもとに書いた復興へのメッセージが同計画書に掲載されたほか,同計画書概要版(富岡町全戸配布)には計画書の内容を表し,また学生たちの復興への想いを込めて描いたイラスト6点が掲載されました。
富岡町役場の皆さん,本学学生にこのような貴重な機会を与えていただき,誠にありがとうございました。学生たちは災害復興,地域創生を実感をもって学ぶことができ,現在はそこで得た知見と実感をもとに就職活動と卒業研究に取り組んでいます。最後になりますが,災害復興の道のりは決して楽なものではないと思いますが,富岡町が一刻も早く災害前の姿を取り戻し,いっそう発展されることを祈念しております。
学生メッセージが掲載された富岡町災害復興計画(第三次)